【ご案内
三日月法要(超宗派読経会)】
人吉・球磨地域に根づく祈りの文化を伝える「三日月花祭」。
この「三日月花祭」は、旧暦4月8日のお釈迦様のお誕生日に合わせて、毎年開催しています。その締めくくりに、浄心寺にて特別な法要を行います。
「三日月法要」は、宗派を超えて行われる、日本で唯一の仏教法要です。
神仏習合の風土を持ちながら、仏教の各宗派のご住職方が一堂に会し、
一斉にお経を唱和するという、非常に稀有な形をとっています。
宗派の枠を越えて仏教への感謝を捧げるこの法要は、
「人吉・球磨 風水・祈りの浄化町」ならではの精神を象徴しています。
厳かな中にも、どこかあたたかみのある祈りの時間を、どうぞ感じてみてください。
【三日月法要について】
三日月法要は、
・仏教各宗派の僧侶方が一堂に集い
・それぞれの作法や宗派の違いを超えて
・仏教そのものへの敬意を込めて一斉に読経を行う、
特別な仏教法要です。
この形式は、宗派意識が強く分かれている日本仏教界では大変珍しく、
人吉・球磨の長い歴史と信仰が育んだ、日本で唯一の法要といえます。
【浄心寺について】
会場の浄心寺は、鎌倉初期の創建と伝わる、熊本県最古の木造建築です。
境内には国指定重要文化財である
「明導寺阿弥陀堂」
「木造阿弥陀如来及両脇侍像」
「九重石塔」
「七重石塔」など、
歴史の重みを静かに伝える文化財が大切に守られています。
法要とあわせて、地域の誇りでもあるこれらの文化財にも、どうぞご注目ください。
【開催概要】
日程:令和7年5月5日(火・振替休日)※旧暦4月8日
時間:17時〜17時40分
場所:浄心寺(熊本県球磨郡湯前町瀬戸口5617)
駐車場:約60台分のスペースがあります
対象:どなたでも自由にご参加いただけます(事前申込不要)
【最後に】
ふらりと立ち寄っていただくのも、静かに手を合わせていただくのも、どちらも歓迎です。
人吉・球磨の「祈りの時間」を、ご自身のペースで感じにいらしてください。