新宮禅寺

エリア/ 南東/地門 ジャンル/ 神と仏

もともと相良家に使えた新宮家の菩提寺だという。
室町時代の応永十二年(1405)建立。戦国時代の天正四年(1576)に火事で全焼し、その焼け跡から約三寸の金色の仏像がでてきた。その報告を聞いた相良家18代の義陽が金色仏像を護るべく新しく六観音像造立を指示したいう。
当時の義陽は11歳で家督を継いで、すでに20年に渡り戦国大名として戦っていた。相良家の勢力もピークに差し掛かっており、新しいビジョンとして三日月城を中心に風水都市のプランを練っていた頃である。
城を護るため八卦に神社仏閣を配置する計画を考えた矢先、全焼した新宮寺から金色の仏像が出てきたとき、義陽は小躍りして喜んだに違いない。三日月城を挟んで天門(北西・青井阿蘇神社)―地門(南東)のライン上にある寺から金色の仏像が出てきたのだから。 義陽が指示して完成した六観音像は、三日月城から地門(南東)の位置を400年以上に渡り現在でも護り続けている。

その後、寺は江戸初期に転派し黄檗宗になった。
それは黄檗宗が、中国から直輸入された禅宗で、道教・陰陽五行説を多分に含んだ宗派であることと関係があるのかも知れない。黄檗宗の寺紋は、六芒星であり、陰と陽を表現したデザイン。現在、熊本県において、鹿児島、宮崎、沖縄においても、黄檗宗はこの人吉球磨地域にしか存在しない。日本最南端黄檗宗寺院でもある。

詳細情報

名称

新宮禅寺

住所

〒868-0303 熊本県球磨郡錦町大字西1670
三日月城から車で15分

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