4月上旬の掲示板より

人吉・球磨 風水・祈りの浄化町にある明導寺さんからのご案内です。

明導寺さんは昨年、仏教伝道協会主催の掲示板大賞において見事「仏教伝道協会大賞」を受賞されました。

明導寺藤岡住職の解説と共に4月上旬の掲示板の言葉をご覧ください。

<明導寺 2021年 4月上旬 掲示板の言葉>

雨降る日があるから虹が出る 苦しみぬくから強くなる

進む道も夢の地図も すべては心の中にある 

 【  嵐  『 ふるさと 』 】

4月から新年度が始まり、新たな一歩を踏み出しました。

大きな期待や不安の中、長年過ごした「ふるさと」を離れ、

新天地での生活をスタートされた方もいらっしゃることでしょう。

 たくさんの方々との新たな出会いでご縁が広がり、充実した日々を送りつつも、

地元を離れたことにより「ふるさと」の有難さを感じていらっしゃるのではないでしょうか。

 中には、コロナ禍で何年も帰省することが叶わない方もあるかもしれません。

また、「令和二年七月豪雨」から9ヶ月となりますが、思うように復興が進まず、

「早くふるさとに帰りたい」「早く我が家で暮らしたい」という声が聞かれる現状があります。

今回は、昨年末に活動休止した「嵐」の代表曲『ふるさと』の一節を書かせて頂きました。

この曲の作詞は、熊本県天草市出身の小山薫堂さんで

思わず息を飲むような「ふるさと」天草の美しい風景を思い返しながら書かれました。

早いもので、今月で発災から5年となる「熊本地震」の直後に

被災された方々に向けて、嵐のメンバーがメッセージを添えてこの曲を発信されたことから

避難所や学校でこの曲を口ずさみ、励まし合う姿がメディアでも多く取り上げられました。

放送作家でもある小山さんは、雑誌『GOLD』のインタビューの中で「ふるさと」のことを

自分らしさを見失いそうなときや迷ったとき、ふと立ち返って人生を補正するところ

 とおっしゃっています。物事が上手くいかず、人生に行き詰まったとき、

心の中の「ふるさと」に何度も問いかけ、自分自身を振り返りみつめることで

度重なる困難を乗り越えてこられたのでしょう。

「ふるさと」を感じることで、ふるさとには「待っている人がいる」「変わらぬ風景がある」

「励ましてくれる人がいる」「私を思ってくれる人がいる」ことを感得することができる。

もはや「ふるさと」は、常に自分の心の中にあり続け支えとなる

単なる「場所」を超越した大きな「はたらき」なのかもしれません。

心の中にある「ふるさと」に支えられながら、人生の道を進むことができるように、

私たちは「いのちのふるさと」である「お浄土」に支えられて今を生きています。

 先立っていかれた方々が待ってくださる「いのちのふるさと」。

浄土真宗のみ教えを世に広めて下さった親鸞さまは

私が浄土を願うのではなく、浄土から私が願われている存在である

 とお示し下さいました。様々な困難に遭遇し険しい道のりが続く人生ですが、

時折姿を見せる虹を眺め、大きな願いの中で生かされている喜びを味わいながら一歩ずつ歩みを進めていきたいと思います。

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