人吉・球磨 風水・祈りの浄化町にある球磨禅心生活さんからのお知らせです。
皆さま。明けましておめでとうございます。本日は旧暦のお正月です。
当店では三日月の正月飾りでお祝いしております。是非ご来店ください。
日本人の水に対する信仰は、水を神仏まで高めました。水は天の水と地の水の2つの観念があるそうです。 日本では、朔日には、朝5時ごろ(寅の刻)に井戸から汲んだ水を神聖な水として飲んでいました。その水を若水もしくは変若水と言いました。民俗学の巨人・折口信夫は「日本人の先祖の住む原郷ユートピアである常世国から密かに一年に一度流れ着く水がある。それは川を遡り、やがて地中深く浸み込んで井戸水となる。その井戸の若水を毎年繰り返し飲むことで再生していく」と記している。 五木の子守唄では「水は天からのもらい水」と歌われています。 川辺川は、いわば、天と地(陰と陽)からの水、若水なのです。
当店のマグカップは、陰と陽を組み合わせた六角形の中心である六芒星に若水(変若水)をあしらっています。 ハレの店でお待ちしております。
参考文献:五木の子守唄/「日本の風水」諏訪春雄「日本文化の核心」松岡正剛/「陰陽五行と日本の民俗」吉野裕子