人吉・球磨 風水・祈りの浄化町にある明導寺、浄心寺の藤岡住職が「令和2年7月豪雨」発生直後から今も続けられている「復興への道しるべ」と題された情報発信。
貴重な記録として転載させていただきます。
2020年7月の「令和2年7月豪雨」から200日が過ぎました。
現地にいる私たちでさえ発災当日が遠い昔のように感じますし、ニュースは連日「コロナ、コロナ」の報道で、熊本県外の方々は、人吉球磨の現状が全くわからないとおっしゃいます。
少しずつ風化しつつあることを認識せざるを得ない先日、長野市のお寺さまから「復興りんご」をお届けいただきました。
一度もお会いしたことのないご住職ですが、このたびSNSにてご縁を頂き、被災した人吉球磨の方々にエネルギーをお届けしたいと、長野の名産品である「りんご」を送っていただきました。
お送りいただいた「りんご」は令和元年、千曲川流域の氾濫によって被災された農地で出来た貴重な「復興りんご」
台風19号の影響で甚大な被害を受けた長野の方々は、前年同じように被災された広島の方々に助けて頂いたご恩を次は「恩送り」として人吉球磨の方々にお届けしたいと、想いの込められたお手紙と共にご送付いただきました。
被災したことが少しずつ風化していく中でのお気遣いが本当に嬉しく、私自身も大きなエネルギーを頂きました。
様々な方々のお力添えを頂きながら少しずつ復興への道を歩んでいきたいと思います。
本当に有り難うございました。