令和4年12月上旬の掲示板より

 明導寺さんは一昨年、仏教伝道協会主催の掲示板大賞において見事「仏教伝道協会大賞」を受賞され、大賞に選ばれた言葉が雑誌「女性セブン」に取り上げられました。
 また、10月3日のNHKニュース「おはよう日本」で明導寺掲示板が取り上げられました。

  明導寺藤岡住職の解説と共に12月上旬の掲示板の言葉をご覧ください。

<明導寺 12月上旬 掲示板の言葉>

サビは鉄から生まれて 鉄を腐らせる
 愚痴は人から生まれて 人を腐らせる

【『法句経』】

 師走に入り、山々に囲まれている人吉球磨地方では、天気予報が「晴れ」であっても、盆地特有の朝霧が昼前まで存在し、さらに寒さを増幅しているように感じます。しかし、それにより美しい空気がさらに洗練されることから、唯一無二の絶景や、部分開通した「くま川鉄道」が鉄路を走破する鼓動が心地よく聞こえてきます。

先日、次男がお世話になっている高校のPTAにお邪魔してきました。役員の方々や先生方にもご参加いただき、たまたま、先生が隣席だったこともあり、10月に「城南地区公立高校PTA指導者研修会」にて私が講演したことに触れられ、

「お陰で感謝の言葉が出るようになりました」
「仏教の教えの有り難さに感動しました」
「あれ以来、漫才法話のYouTubeを全部見ました」

などとおっしゃっていただき、少しはお役に立てたのかと安堵する時間ともなりました。

 その講演の中で、
 私たちは「ご縁」によって出会わせていただいていること、
 自分の言葉は自分が聞いているからこそ言葉を選ぶことが大切であること
に重きを置いて話をさせて頂いたのですが、私自身が難しいことの一つだと感じていることでもあります。

 仏教には「自業自得(じごうじとく)」という四字熟語があります。テスト前に親に何度忠告されても、全く勉強に取り組まず成績が悪かった人に対して世間では「あれだけ言っても勉強しなかったんだから自業自得よ」という使い方をしますが、本来は「自分の行いが自分の未来を作っていく」という意味であり、決して人を責めたりするものではなく、自分自身に対して使う言葉なのです。

もう少し踏み込むならば、「業(ごう)」とは、「行い」のことで、

  1. 身体を動かして行う「身業(しんごう)」
  2. 口に出す「口業(くごう)」
  3. 心で思う「意業(いごう)」

この三つのことを指し、この「行い」が自分の未来を造成していくのであり、これらを調えていくことが大切であると説かれているのです。

 この中でも、特に「言葉」は恐ろしいもので、何気なく口にした言葉であるにもかかわらず、自分自身に「自己暗示」をかけてしまい、自分で自分を苦しめることにつながっているのです。

つまり、「愚痴」を言うことにより、刺激を求める心のトリックによってストレス発散になったと錯覚しがちですが、実は逆で、その行為が自然に首や肩に負担をかけ、自分でも理由がわからないままに不安になったりするのです。

自分の口から発せられる言葉を聞いているのは、他の誰でもなく自分自身であり、その無意識に発せられた言葉が身体に染みつき、行動にも影響を与えてしまう。
だからこそ、口にする言葉を選びつつ、感謝の言葉を大切にしていきたいと思います。

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