三日月の姫 人吉・風水巡礼の旅
それは秋の澄んだ夜空の下、女性限定の巡礼体験。
三日月の姫とは、戦国から江戸時代に実在した姫・相良龍子をモデルにした地域ブランドです。
相良家20代相良長毎の奥方で、
九州一の美女といわれた彼女は
美しく、力強く、そしてしなやかに波乱の時代を駆け抜けました。
そんな”三日月の姫”ゆかりの自社仏閣を巡るナイトツアーです。
古くから月は「浄化」と「再生」の象徴とされ、
癒しの力を与えてくれます。
三日月盆地に集まるパワーと月の力を浴びる秋の夜に、
新たな自分へ生まれ変わるひとときを。
相良 龍子(さがらたつこ)1572~1634
戦国時代、人吉球磨に実在した姫。
相良家20代相良長毎(さがらながつね)の奥様です。
人吉球磨地域は鎌倉時代から明治まで約700年に渡り相良家(さがらけ)が統治していました。
三日月の姫こと龍子は九州一の美女だったそうです。
彼女は20代後半、宮崎の高鍋から
三日月の城(人吉城)へ嫁いできました。
戦国時代は、過去の伝統に南蛮文化も取り込んだ
“日本の黄金時代”とも言われています。
龍子の祈りは“一途”に何かを求め、
そして“多彩”でした。
風水、修験道、仏教、神道・・・
隠れキリシタン伝説まで残っています。
戦国時代を駆け抜けた三日月の姫。
華やかで、美しく、そして強く生き抜いた人。
その姿は現代社会で活躍する女性たちとも重なります。